2012年 01月 21日
Fransec Vinyas国際歌唱コンクール最終選考 |
今日は久しぶりにリセウ劇場へ。
毎年この時期、かつての名テノールFransec Vinyasの名を冠した、国際歌唱コンクールがあるのです。
最終選考に残ったのは17人。内訳は、韓国6人、スペイン2人、トルコ2人、そのほかはロシア、アルメニア、盛る荼毘あ、アンゴラ、イギリス、ウクライナ、アルバニアから1人ずつ。そのうち、ソプラノが9人、メッツオが1人、テノールが3人、バリトン3人、バス1人。
初めソプラノがずっと続いたので、いささかうんざり気味。みんなレベルは高いけれど、中でも韓国のソプラノは技術、感情表現ともにかなりのハイレベルでした。
男性のほうは何となくいずれもぱっとしない。
アンゴラのテノールは黒人でしたが、なかなかいい声でしたから、これはいけるかな、と思ったら、声がひっくりかえってしまったところがあって残念でした。
休憩のとき、下に降りてみると、モンセラット・カバリェの展示会をしていました。
歌唱歴の詳しいデータのほか、彼女の着た衣装も展示されていました。コンサート会場は写真がダメですが、こちらはOKでした。
休憩の後、韓国勢が続き、最後にトルコのバリトンとソプラノが続きました。
この2人がとてもよかったんです。今年はダメだな~と思っていたのに、この二人のおかげで急にレベルアップした感じ。
バリトンは、特にフィガロの登場のアリアが最高に楽しくて、演技力も抜群。
最後のソプラノは、ドラマティック・ソプラノで、実は私は苦手なんですが、彼女はただ声が大きいだけでなく、ピアニシモもじっくり聞かせてくれたし、感情表現も素晴らしいと思いました。
帰る時、投票するようになっているのですが、もちろんこの二人に一票ずつ入れました。
今度の日曜日は受賞者のコンサート。誰が入賞するでしょう。楽しみです。またご報告いたしますね。
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
毎年この時期、かつての名テノールFransec Vinyasの名を冠した、国際歌唱コンクールがあるのです。
最終選考に残ったのは17人。内訳は、韓国6人、スペイン2人、トルコ2人、そのほかはロシア、アルメニア、盛る荼毘あ、アンゴラ、イギリス、ウクライナ、アルバニアから1人ずつ。そのうち、ソプラノが9人、メッツオが1人、テノールが3人、バリトン3人、バス1人。
初めソプラノがずっと続いたので、いささかうんざり気味。みんなレベルは高いけれど、中でも韓国のソプラノは技術、感情表現ともにかなりのハイレベルでした。
男性のほうは何となくいずれもぱっとしない。
アンゴラのテノールは黒人でしたが、なかなかいい声でしたから、これはいけるかな、と思ったら、声がひっくりかえってしまったところがあって残念でした。
休憩のとき、下に降りてみると、モンセラット・カバリェの展示会をしていました。
歌唱歴の詳しいデータのほか、彼女の着た衣装も展示されていました。コンサート会場は写真がダメですが、こちらはOKでした。
休憩の後、韓国勢が続き、最後にトルコのバリトンとソプラノが続きました。
この2人がとてもよかったんです。今年はダメだな~と思っていたのに、この二人のおかげで急にレベルアップした感じ。
バリトンは、特にフィガロの登場のアリアが最高に楽しくて、演技力も抜群。
最後のソプラノは、ドラマティック・ソプラノで、実は私は苦手なんですが、彼女はただ声が大きいだけでなく、ピアニシモもじっくり聞かせてくれたし、感情表現も素晴らしいと思いました。
帰る時、投票するようになっているのですが、もちろんこの二人に一票ずつ入れました。
今度の日曜日は受賞者のコンサート。誰が入賞するでしょう。楽しみです。またご報告いたしますね。
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by gyuopera
| 2012-01-21 22:24
| オペラ、コンサート musica
|
Comments(4)
リセウ劇場も展示の衣装もスゴイですね~
これを拝見すると、その時代が彷彿とします・・
ステキな一日でしたね。オメデトウございます。
これを拝見すると、その時代が彷彿とします・・
ステキな一日でしたね。オメデトウございます。
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gyuopera at 2012-01-22 17:32
♪ グスタフさん、おはようございます。
オペラの衣装は全然チャチじゃなくて、驚くほどよく作ってあります。作るのにも時間とお金がかかるでしょうね。舞台装置も手が込んでいるし、オペラはお金のかかる娯楽です。
でも最近の演出は現代にしたものが多く、装置もモダンかつシンプルで、かつての華やかさがなくなり、ちょっと寂しい気がします。それに、がっかりするステージのことも多くて…。
私はリセウのオペラのチケットを毎年一年分(アボノと言いますが)買っているので、定期的にリセウに行きますが、いつ見ても立派な劇場です。
オペラの衣装は全然チャチじゃなくて、驚くほどよく作ってあります。作るのにも時間とお金がかかるでしょうね。舞台装置も手が込んでいるし、オペラはお金のかかる娯楽です。
でも最近の演出は現代にしたものが多く、装置もモダンかつシンプルで、かつての華やかさがなくなり、ちょっと寂しい気がします。それに、がっかりするステージのことも多くて…。
私はリセウのオペラのチケットを毎年一年分(アボノと言いますが)買っているので、定期的にリセウに行きますが、いつ見ても立派な劇場です。
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碧
at 2012-01-24 10:16
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衣装にくぎ付けです。
と言いますのも、私真珠鑑定資格をとったので、どうしても真珠に目が行ってしまいます。
gyuさんのアクセサリーにも、実は「触らせてください!」と言ってしまいそうだったんですよ~
バルセロナ、行きたいです…
と言いますのも、私真珠鑑定資格をとったので、どうしても真珠に目が行ってしまいます。
gyuさんのアクセサリーにも、実は「触らせてください!」と言ってしまいそうだったんですよ~
バルセロナ、行きたいです…
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gyuopera at 2012-01-24 15:47
♪ 碧さん、たくさんのコメントありがとうございます。
真珠鑑定資格を取られたのですか!すごいですね。たくさんの真珠を見られて勉強なさったのですか?
オペラの衣装は素敵ですね。お金がかかっているな~と思います。
私のアクセサリーって、アンティークの?あ、でも私が買える程度のものですから、そんなものすごくお高いものはないですよ。
真珠鑑定資格を取られたのですか!すごいですね。たくさんの真珠を見られて勉強なさったのですか?
オペラの衣装は素敵ですね。お金がかかっているな~と思います。
私のアクセサリーって、アンティークの?あ、でも私が買える程度のものですから、そんなものすごくお高いものはないですよ。