2011年 06月 04日
Jimmy Liaoの絵本 |
久しぶりに絵本を買いました。
タイトルは "Sounds of color" 買ったのはスペイン語だったので、 "El sonido de los colores"
タイトルを読んだだけで欲しくなりました。
物語は、15歳で視力を失ってしまった少女が、長いこと避けていた地下鉄の駅の入口を降りるところから始まります。
とても詩的なんです。文も絵も。
ある駅は外に出ると、金色の落ち葉で埋まっていたり
真っ赤なジューシーなリンゴを一杯採ったり
あっちの駅、こっちの駅で階段を降りたり登ったり
駅を降りたら海の中だったり
彼女はもちろん楽しいことばかりではなく、大変な目にも合うのですが、それも克服してまた地下鉄に乗ろうと思うのです。
ある駅は雲の中にあって、落ちてしまったり
でも鳥のように自由に飛べたり
電車を間違ったところで下りてしまったり
町の喧騒の中を探して歩く
自分の心の中の、光のほのかなひらめきを探して
彼女が音から感じる世界はとても本当にはあり得ない世界。
こんな世界に行けたらどんなに素敵でしょう!
主人公は目が見えなくなった結果として、素晴らしいイマジネーションと、勇気を授けられたのです。
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
タイトルは "Sounds of color" 買ったのはスペイン語だったので、 "El sonido de los colores"
タイトルを読んだだけで欲しくなりました。
物語は、15歳で視力を失ってしまった少女が、長いこと避けていた地下鉄の駅の入口を降りるところから始まります。
とても詩的なんです。文も絵も。
ある駅は外に出ると、金色の落ち葉で埋まっていたり
真っ赤なジューシーなリンゴを一杯採ったり
あっちの駅、こっちの駅で階段を降りたり登ったり
駅を降りたら海の中だったり
彼女はもちろん楽しいことばかりではなく、大変な目にも合うのですが、それも克服してまた地下鉄に乗ろうと思うのです。
ある駅は雲の中にあって、落ちてしまったり
でも鳥のように自由に飛べたり
電車を間違ったところで下りてしまったり
町の喧騒の中を探して歩く
自分の心の中の、光のほのかなひらめきを探して
彼女が音から感じる世界はとても本当にはあり得ない世界。
こんな世界に行けたらどんなに素敵でしょう!
主人公は目が見えなくなった結果として、素晴らしいイマジネーションと、勇気を授けられたのです。
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by gyuopera
| 2011-06-04 01:47
| 日々のこと cotidiana
|
Comments(2)
Commented
by
yuu.k
at 2011-06-05 01:00
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絵のイマジネ-ションがやさしくいいですね。
眼が見えなくなってからの世界を絵で描くということは、五感で生きている人間があるものをなくしたらどうそれを再生させるかということでもあり興味あることですね。gyuさんなら音樂で再生しますか?
眼が見えなくなってからの世界を絵で描くということは、五感で生きている人間があるものをなくしたらどうそれを再生させるかということでもあり興味あることですね。gyuさんなら音樂で再生しますか?
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Commented
by
gyuopera at 2011-06-05 06:43
♪ yuuさん、こんばんは。
これはタイトルにすごく惹かれて買いました。絵本にしてはかなりページ数も多く、見ごたえがありました。作者は、白血病で死と直面して以来、絵本作家となったひとだそうです。
目が見えなくなったら、聞こえてくる音でイメージを膨らませていろんな世界に入り込む。私が目が見えなくなったら、もう演奏もできないと思いますよ。
これはタイトルにすごく惹かれて買いました。絵本にしてはかなりページ数も多く、見ごたえがありました。作者は、白血病で死と直面して以来、絵本作家となったひとだそうです。
目が見えなくなったら、聞こえてくる音でイメージを膨らませていろんな世界に入り込む。私が目が見えなくなったら、もう演奏もできないと思いますよ。