2011年 03月 26日
Sidoredoさんの初個展 Primera exposicion de Sidoredo |
アーティストのSidoredoさんが、初めての個展を開きました。
オープニングパーティは昨夜だったのですが、私はちょうどリハーサルがあったので、最後の30分だけ先に帰らせてもらって駆け付けました。
場所はPobre Secの近く。Parallelから何ブロックか上がります。
この辺り、昔の雰囲気がそのまま残っているようで興味があります。
人だかりがしているところがありました。まさか、あれじゃぁ・・・?
でも番地を見ると、やっぱりここ。人がいっぱいでとても中には入れません。
ギターの音が聞こえていました。そのあと、少し人が動いて、外に出てゆく人がいたので、何とか中に入りましたが、人ばっかりで作品も良く見えませんでした。Sidoredoさんがいたので、
「明日来るわね!」
と言って、家に帰りました。
さて、今夜はちゃんと見られるかしら? バラの花束を買いました。
昨日のところに行くと、中は小さな子供で一杯! で、作品が無い! そんなバカな・・・?
暫くすると、Sidoredoさんが到着。
「今日は子供たちがここで何かする日なので、作品は奥に仕舞ってあるの」
ということで大急ぎで展示。天井近くまで高い梯子に登って直しています。
全体の感じはこんな風でした。
壁画ももちろん彼女がカーボンで描いたもの
風になびいている木だけれど、鹿が走っているようにも見えます。
天井から下がった雲から雨が降っているような作品は ”Pianoforte".
雨のようなものは、海で拾った、波で洗われて丸くなったガラス、シーグラス。とてもきれいです。
シーグラスを使った作品は外のパティオにもあって、窓から見えるようになっています。
”Hasta mas alla del cielo" (空のもっと向こうまで)
気が遠くなるほどのシーグラスをつなげた上のほうは、高い天井まで届いています。
この作品は展示会のタイトルになった" La Ciudad del Viento 108"(風108番の街)
これは私のとても好きな作品なんです。 "Sube si quieres ver el sol" (太陽を見たければ登れ)
針金に新聞紙を巻き付けたものを使っているんですって
こちらは "Lo que me dice esa tierra" (その地が私に言ったこと)
針金を使った造形が多いですが、こちらも。
”Explosion constructiva" (建設的な爆発)
壁の碧い翼は "Yo tambien gengo alas" (私も翼がある)
床に置かれたこの作品は "El sol herido"(傷付いた太陽)
昨夜のオープンパーティの時は、ご自分で稲荷ずしや唐揚げなどをたくさん作って出したのだそうです。
そして展示会が始まる時は、真中にカーテンの仕切りをしてあって、そのカーテンが開くと、作品は床にばらばらに散らばっていて、ピーっという笛の音とともに協力者が駆け寄って展示をする、そういうパーフォーマンスをやったのだとか。人垣で全然見えなくて残念でした。
二日目は見に来る人もまばらだったので、一緒に近くのバールへ。
この辺、面白そうなバールがいくつもあるみたいです。
ちょっと面白い雰囲気のバールでした。
天井にまで絵が描いてあるものね
トイレも面白かった。大きな木の枝が何本か立てかけてあって。
それにしても、今日はゆっくり作品がみられ、sidoredoさんともお話できてよかったです。
ここの展示会場、時間がちょっと変わっているので、行ってみたい方は十分気を付けてください。
"a&c La Margarita" C/Margarit 48, bajos
開館: 木・金・土 午後18時から22時まで。金曜日は午後7時から。 4月16日まで。
SidoredoさんのHP http://sidoredos.exblog.jp/
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
オープニングパーティは昨夜だったのですが、私はちょうどリハーサルがあったので、最後の30分だけ先に帰らせてもらって駆け付けました。
場所はPobre Secの近く。Parallelから何ブロックか上がります。
この辺り、昔の雰囲気がそのまま残っているようで興味があります。
人だかりがしているところがありました。まさか、あれじゃぁ・・・?
でも番地を見ると、やっぱりここ。人がいっぱいでとても中には入れません。
ギターの音が聞こえていました。そのあと、少し人が動いて、外に出てゆく人がいたので、何とか中に入りましたが、人ばっかりで作品も良く見えませんでした。Sidoredoさんがいたので、
「明日来るわね!」
と言って、家に帰りました。
さて、今夜はちゃんと見られるかしら? バラの花束を買いました。
昨日のところに行くと、中は小さな子供で一杯! で、作品が無い! そんなバカな・・・?
暫くすると、Sidoredoさんが到着。
「今日は子供たちがここで何かする日なので、作品は奥に仕舞ってあるの」
ということで大急ぎで展示。天井近くまで高い梯子に登って直しています。
全体の感じはこんな風でした。
壁画ももちろん彼女がカーボンで描いたもの
風になびいている木だけれど、鹿が走っているようにも見えます。
天井から下がった雲から雨が降っているような作品は ”Pianoforte".
雨のようなものは、海で拾った、波で洗われて丸くなったガラス、シーグラス。とてもきれいです。
シーグラスを使った作品は外のパティオにもあって、窓から見えるようになっています。
”Hasta mas alla del cielo" (空のもっと向こうまで)
気が遠くなるほどのシーグラスをつなげた上のほうは、高い天井まで届いています。
この作品は展示会のタイトルになった" La Ciudad del Viento 108"(風108番の街)
これは私のとても好きな作品なんです。 "Sube si quieres ver el sol" (太陽を見たければ登れ)
針金に新聞紙を巻き付けたものを使っているんですって
こちらは "Lo que me dice esa tierra" (その地が私に言ったこと)
針金を使った造形が多いですが、こちらも。
”Explosion constructiva" (建設的な爆発)
壁の碧い翼は "Yo tambien gengo alas" (私も翼がある)
床に置かれたこの作品は "El sol herido"(傷付いた太陽)
昨夜のオープンパーティの時は、ご自分で稲荷ずしや唐揚げなどをたくさん作って出したのだそうです。
そして展示会が始まる時は、真中にカーテンの仕切りをしてあって、そのカーテンが開くと、作品は床にばらばらに散らばっていて、ピーっという笛の音とともに協力者が駆け寄って展示をする、そういうパーフォーマンスをやったのだとか。人垣で全然見えなくて残念でした。
二日目は見に来る人もまばらだったので、一緒に近くのバールへ。
この辺、面白そうなバールがいくつもあるみたいです。
ちょっと面白い雰囲気のバールでした。
天井にまで絵が描いてあるものね
トイレも面白かった。大きな木の枝が何本か立てかけてあって。
それにしても、今日はゆっくり作品がみられ、sidoredoさんともお話できてよかったです。
ここの展示会場、時間がちょっと変わっているので、行ってみたい方は十分気を付けてください。
"a&c La Margarita" C/Margarit 48, bajos
開館: 木・金・土 午後18時から22時まで。金曜日は午後7時から。 4月16日まで。
SidoredoさんのHP http://sidoredos.exblog.jp/
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
by gyuopera
| 2011-03-26 07:01
| 展覧会、展示会 exposition
|
Comments(6)
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siratamasira at 2011-03-26 16:47
こんにちは、こうゆうのって人によって色んなふうに見えるのでしょうね
わたしはあめ細工をなんとなく思い浮かべてしまいました。ちょっとした
展示会とかがあってもなんか買わないといけないんじゃないか?などと
思ってしまい入れないです もっと気軽に楽しめるといいですね^^°
わたしはあめ細工をなんとなく思い浮かべてしまいました。ちょっとした
展示会とかがあってもなんか買わないといけないんじゃないか?などと
思ってしまい入れないです もっと気軽に楽しめるといいですね^^°
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gyuopera at 2011-03-26 17:42
♪ siratamasiraさん、おはようございます。
日本では展示会に行くと、皆さんだいたい購入なさるのですか? でもアートの場合だと、そんなに気楽に返るお値段じゃないですよね。
展覧会・展示会は好きです。未知のものに遭遇する機会があるから…
何かインスピレーションをもらえることもありますしね。気楽に楽しみましょうよ。
日本では展示会に行くと、皆さんだいたい購入なさるのですか? でもアートの場合だと、そんなに気楽に返るお値段じゃないですよね。
展覧会・展示会は好きです。未知のものに遭遇する機会があるから…
何かインスピレーションをもらえることもありますしね。気楽に楽しみましょうよ。
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patronistaT at 2011-03-26 19:17
こんにちは。
sidoredoさんの作品、パワーUPして見えます!
最近ちょっと引きこもり気味なので、初日は遠慮しちゃいました。
あの地区はいろんなスペースがあって、最近のちょっと気になるエリアかな、滅多に行きませんが。昔は貧民街でしよね。そういうエリアが手頃な家賃でアトリエを持てるので表現したい人たちが集まるんでしょうね。どこの都市もおなじですね。
sidoredoさんの作品、パワーUPして見えます!
最近ちょっと引きこもり気味なので、初日は遠慮しちゃいました。
あの地区はいろんなスペースがあって、最近のちょっと気になるエリアかな、滅多に行きませんが。昔は貧民街でしよね。そういうエリアが手頃な家賃でアトリエを持てるので表現したい人たちが集まるんでしょうね。どこの都市もおなじですね。
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gyuopera at 2011-03-26 22:43
♪ patronistaさん、こんにちは。
sidoredoさん、初のexposicionでかなり頑張ったようです。picapicaも全部手作りだったそうですし、また前日ガラス戸にぶつかってけがしちゃったり。
でもオープニングはここに書いたとおりで、ものすごい人でしたから、作品も見れなければ食べるなんてとんでもなかったです。
確かにPoble Secは昔は労働者の地区でしたよね。でもそういう地区のほうが、古いまま保存されていて魅力がありますね。最近、人気が上がっている地区らしく、気になるバルやレストランがたくさんあるみたい。このあたりは本当にめったに来ることが無い地区なので、今度ぜひゆっくり歩きたいなと思いました。
sidoredoさん、初のexposicionでかなり頑張ったようです。picapicaも全部手作りだったそうですし、また前日ガラス戸にぶつかってけがしちゃったり。
でもオープニングはここに書いたとおりで、ものすごい人でしたから、作品も見れなければ食べるなんてとんでもなかったです。
確かにPoble Secは昔は労働者の地区でしたよね。でもそういう地区のほうが、古いまま保存されていて魅力がありますね。最近、人気が上がっている地区らしく、気になるバルやレストランがたくさんあるみたい。このあたりは本当にめったに来ることが無い地区なので、今度ぜひゆっくり歩きたいなと思いました。
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at 2011-03-27 00:58
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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gyuopera at 2011-03-27 07:12
♪ 鍵コメさん、こんばんは、
本当に私のコンパクトデジカメじゃ大した写真は撮れないんですよ。三脚でないと無理かもしれませんね。ブログでは雰囲気だけ伝わればそれでよし、というくらいの程度なので…。
いずれにしても本当にご苦労様です。
ハナは大丈夫ですか?お大事になさってくださいね。
本当に私のコンパクトデジカメじゃ大した写真は撮れないんですよ。三脚でないと無理かもしれませんね。ブログでは雰囲気だけ伝わればそれでよし、というくらいの程度なので…。
いずれにしても本当にご苦労様です。
ハナは大丈夫ですか?お大事になさってくださいね。