オペラ Falstaff

昨夜は久々にリセウ劇場にオペラを見に行きました。本当に久しぶり。 出し物はVerdiのFalstaff.

ヴェルディはオペラファンには非常に人気のある作曲家で、オペラというとヴェルディの「ラ・トラビア―タ」とか「リゴレット」「トロバトーレ」などを思い浮かべる方が多いでしょう。

ヴェルディが80代になって作曲した最後のオペラで、彼の作曲した26のオペラの中乃たった2つの喜劇のうちの一つで、前の作品とはがらりと違ったオペラで、原作はウィリアム・シェイクスピアの喜劇『ウィンザーの陽気な女房たち』。

個人的には、こういう「アリア全盛」オペラって、ちょっと苦手なんですが、実はこれが一番好きなんだな。
だから、今回の上演にはすごく期待していました。

久しぶりの夜のお出かけ、地下鉄のLiceuで降りてランブラス通りに出ると、クリスマスイルミが目に入ります。

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老舗のスゥイ―ツのお店
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なんか、無性に甘いものが食べたくなる・・・・
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やっとリセウ劇場に到着。もうたくさんの人が前に集まっています。
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この前10月だったかにカルメンの上演の時、すっかり忘れてしまって行かなかったので、かなり久しぶり。
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席は年間通して平土間の真ん中あたり
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舞台には赤い絵が額入りで飾られているような
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天井画は焼失した昔のものとクラブべくもないけれど
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でもすっかりもとのように再現しているし、座席も見やすいようにうまくずらしてあるし、翻訳機は各席に付いているし、オペラハウスとしてはとてもいい劇場です。
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さて、Falstaff!

ステージ写真は、Liseu劇場のHPのものからお借りしています。撮影禁止ですからね。

第一幕、15世紀初めのウインザー・ガーター亭という飲み屋でジョン・ファルスタッフが飲みながら、フォード婦人アリーチェと、ページ婦人メグに同じ文面の2通の恋文を書いて小間使いの少年に届けさせる。たくさんの小窓があって楽しい舞台。衣裳がとても時代の雰囲気を出していて、とてもいい雰囲気。
二人の手下たち(一人は何とCarlos Chaussonですよ)が、「名誉だと!泥棒目が!」をうたっているところ。
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フォード邸の庭先で、アリーチェと娘のナンネッタ、メグ、クイックリー婦人が、受け取った恋文が同じ文面とわかって大笑い、ファルスタッフを懲らしめようと相談。
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フェントンとナンネッタは恋中で隠れて愛の二重唱を歌う。
男性たち4人のワイワイとした四重唱と女性たちの四重唱、最後はハハハと笑いながら退場するところがとても面白い。
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クイックリー婦人が「ごめん下さいまし」と言いながらファルスタッフのところに来て、フォード婦人は2時から3時の間にお待ちしています、と伝えると、有頂天のファルスタッフ、「アリーチェは俺のもの!」と叫ぶ。

真っ赤な衣装に身を包み、精いっぱいおしゃれしたファルスタッフがフォード邸に現れ、アリーチェを口説くところ
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突然フォード氏が帰ってきて家じゅう調べ上げている、とクイックリー婦人が知らせに来る。ファルスタッフはあわてて洗濯かごの中に隠れる。
衝立ての後ろであいびき中のフェントンとナンネッタが見つかってフォード氏は大憤慨
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洗濯かごに入ったままのファルスタッフ、婦人たちがみんなでてームズ側にボッチャーン、と落として大笑い。

濡れた服を乾かしながら「ひどい世の中だ」と歌うファルスタッフ、熱いワインを飲みながらだんだん機嫌がよくなってくる。
夕闇せまる雰囲気がとても素敵。
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そこにまた「ごめん下さいまし」とやってきたクイックリー婦人、黒い服に鹿の角を付けてきてください、夜中に森でフォード夫人が待っているから、と伝える。

言われたとおりのいで立ちで現れたファルスタッフ
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後ろから、メグが「悪魔が来た!」と叫び、フォード夫人は逃げ去り、ファルスタッフは木下にうずくまる。

妖精の女王にふんしたナンネッタが子どもたちの妖精と登場
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悪魔や化け物たちにふんしたみんながファルスタッフを散々に痛めつける
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最後にフェントンとナンネッタは晴れて結婚を許される。

フィナーレ、「世の中すべて冗談さ」の大合唱。これはうまく合わせるのが非常に難しい重唱。
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あー楽しかった、というヴェルディのオペラ、今回はタイトルロールがJoan Pons, 大柄な彼はまさに適役。
ただ、タッデイのファルスタッフも懐かしく思い出す…

Bryn Terfel の素晴らしい Sir John Falstaff 。 2008 年、ロンドンの Royal Albert Hall、 Proms の録音。


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by gyuopera | 2010-12-19 00:46 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


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