プーランクのオペラ「テレジアスの乳房」 Opera de Poulenc "Les mamelles de Tiresias"

プーランクのオペラは「声」というのは2度ほど見たことがありますが、今回上演の「テレジアスの乳房」は初めてでした。
なぜか2日しか公演がなくて、早めに買ったのですけれど、1階のパルコの2列目。75ユーロでもそんなに良い席とは言えませんでした。2列目ですから、ステージは半分くらいしか見えない。それでも上と下に分かれたステージの上のほうは良く見えました。

このオペラは、第一次・第二次世界大戦の後、人口の減ったフランスに、子供を作ろうと呼びかける、奇想天外な楽しいオペラ。

初め劇場支配人がタキシード姿で、「生き方の改革のオペラでござい…」と言った大道口上よろしく歌い、だんだん服を脱いで女性の姿になってしまいます。

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遠くで見えなかったんですがお化粧して口紅つけてますね。床に置いてあるハート形のものは、女性の服の上の部分だったんです。

テレーズは、急にひげが生え出してきた、胸がへこんでいく、と歌い、2つの風船を破裂させて、男性になって、政府の役人になるんだと言って出て行ってしまいます。
残された夫は、女性になって、乳房を一杯つけたようなスカートをはき、子作りに励みます。
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一晩でものすごい数の子供ができてしまう
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ピンクの服を着ているのが赤ん坊
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人口増加で食糧難になったと憲兵が来て文句を言う
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占い女がやってきて憲兵をやっつける
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占い女はテレーズでした
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元通りになった夫婦は、子供作りに励もうと合唱
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という、なんだかめちゃくちゃなストーリーなんですが、テンポが速く、かなり楽しめます。
テレーズ役がマリア・バーヨ。彼女の澄んだ声は、ひと声発生しただけでたちどころに分かってしまう。本当に素晴らしい声だと思います。
ソプラノでだれが好きかと聞かれれば、即マリア・バーヨと答えるでしょうね。

最後には、ディスコのライトのようなのが、客席全体に当てられ、光が動いて楽しいものでした。

オペラは1時間。始まったのが8時で終わったのが9時。まだ薄明るかったんですよ。
いつもオペラの後このくらい早く家に帰れるといいんですけどね。

マリア・バーヨの歌

amor aumenta el valor - J nebra


Handel Giulio Cesare V'adoro Pupile



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by gyuopera | 2010-05-30 07:13 | オペラ、コンサート musica | Comments(0)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


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