2010年 04月 02日
Stiftskircheの思い出 |
前のブログで、Pergolesiの Stabat MaterのYoutubeのサイトをアップしましたが、若きアバドとKatia Ricciarelli と Lucia Valentini のコンサートのものがありましたので、もう一つここにアドレスを貼りますね。
http://www.youtube.com/watch?v=mNt13Vw-K6Q&feature=related
実は、私このコンサートホールになっているスティフツ教会に行ったことがあるんです。
もう10年も前、2000年の夏のことでした。
この修道院Stiftskircheのある町はOssiachと言って、ウィーンからローカルの飛行機に乗って、山また山を越したところにありました。バルセロナ~ウィーン間も直行便がなかったので、スイスかどこかで乗り換えた記憶が。ウィーンでずいぶん何時間も待ち時間があり、本当に1日がかりで着いた感じ。
ウィーンからのローカル飛行機はかなり低く飛びましたので、緑がそれはきれいだったことを覚えています。
Ossiachは湖の近くにある小さな町ですが、夏の音楽祭が催されて、友人のテノール、アライサが歌うことになっていました。
この修道院のもとになる教会は、紀元1000年ころのロマネスクの建物だったのですが、1484年にゴシック様式に再建されました。1737年~1746年に、完全にバロックスタイルに改装されています。
その後、修道院は荒れ果て、1965 ~ 1975年に完全修復されました。
それから毎夏、"Carinthian Summer”コンサートが催されるようになったのです。
Stiftskircheの修道院までは飛行場からずいぶん遠かったのですが、そこに宿泊できたので、迎えに来てくれたのでうれしかった。すごくハンサムな若いお兄様でした。山をいくつも超え、40分近くかかってやっと到着。実は帰りも飛行場まで送ってくれたのですよ。
教会(修道院)はこんな感じです。
中庭に小さな墓地もありました
私の部屋はスイーツになっていて、どうもここの来客用の部屋の中では一番大きかったようです。でも教会なので、ずいぶんお安く泊まれました。
湖のすぐ近くでしたから、あまり人の来ないようなところから静かに湖に入り、ずいぶん遠くまで泳ぎました。カモが近くで泳いでいたりして。
やがて急に嵐のように強い雨と風が吹き始めました。ちょうどその時友人が到着、すぐピアニストとリハーサル。
そのリハーサルルームも素敵でした。
翌日また泳いだ後、お昼はホテルで
友人にはいつもコンサートの前日マッサージをしていたのですが、ピアニストも、
「僕もやってもらったらうまく弾けるかしら」
と言うので、やり始めたら、強すぎるからもっとそっとやってくれ、というんです。
大きな男性なのに、案外繊細なんだわぁ・・・なんて思いながら、そ~っとマッサージしました。
さて、コンサート会場の礼拝堂は素晴らしかったのです。
コンサート当日のリハーサル
コンサートはもちろん大成功でした。
コンサート後、友人たちと食事。何を食べたか全く記憶なし。手前左は指揮者ワイケルト。
もうずいぶん昔の思い出です。Stiftskircheの映像を見て、10年前のあの夏を思い出しました。
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http://www.youtube.com/watch?v=mNt13Vw-K6Q&feature=related
実は、私このコンサートホールになっているスティフツ教会に行ったことがあるんです。
もう10年も前、2000年の夏のことでした。
この修道院Stiftskircheのある町はOssiachと言って、ウィーンからローカルの飛行機に乗って、山また山を越したところにありました。バルセロナ~ウィーン間も直行便がなかったので、スイスかどこかで乗り換えた記憶が。ウィーンでずいぶん何時間も待ち時間があり、本当に1日がかりで着いた感じ。
ウィーンからのローカル飛行機はかなり低く飛びましたので、緑がそれはきれいだったことを覚えています。
Ossiachは湖の近くにある小さな町ですが、夏の音楽祭が催されて、友人のテノール、アライサが歌うことになっていました。
この修道院のもとになる教会は、紀元1000年ころのロマネスクの建物だったのですが、1484年にゴシック様式に再建されました。1737年~1746年に、完全にバロックスタイルに改装されています。
その後、修道院は荒れ果て、1965 ~ 1975年に完全修復されました。
それから毎夏、"Carinthian Summer”コンサートが催されるようになったのです。
Stiftskircheの修道院までは飛行場からずいぶん遠かったのですが、そこに宿泊できたので、迎えに来てくれたのでうれしかった。すごくハンサムな若いお兄様でした。山をいくつも超え、40分近くかかってやっと到着。実は帰りも飛行場まで送ってくれたのですよ。
教会(修道院)はこんな感じです。
中庭に小さな墓地もありました
私の部屋はスイーツになっていて、どうもここの来客用の部屋の中では一番大きかったようです。でも教会なので、ずいぶんお安く泊まれました。
湖のすぐ近くでしたから、あまり人の来ないようなところから静かに湖に入り、ずいぶん遠くまで泳ぎました。カモが近くで泳いでいたりして。
やがて急に嵐のように強い雨と風が吹き始めました。ちょうどその時友人が到着、すぐピアニストとリハーサル。
そのリハーサルルームも素敵でした。
翌日また泳いだ後、お昼はホテルで
友人にはいつもコンサートの前日マッサージをしていたのですが、ピアニストも、
「僕もやってもらったらうまく弾けるかしら」
と言うので、やり始めたら、強すぎるからもっとそっとやってくれ、というんです。
大きな男性なのに、案外繊細なんだわぁ・・・なんて思いながら、そ~っとマッサージしました。
さて、コンサート会場の礼拝堂は素晴らしかったのです。
コンサート当日のリハーサル
コンサートはもちろん大成功でした。
コンサート後、友人たちと食事。何を食べたか全く記憶なし。手前左は指揮者ワイケルト。
もうずいぶん昔の思い出です。Stiftskircheの映像を見て、10年前のあの夏を思い出しました。
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by gyuopera
| 2010-04-02 00:43
| 旅行 viaje
|
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