2009年 08月 10日
マヨルカ滞在記 17 San Morei Velにて2 |
パティオは草ぼうぼうだった。周りにぐるりと建物があり、右手の建物に入った。
そこには水がいっぱいに溜まった石造りの小さなプールがあった。わき水があるのだろうか。
この水が飲み水なんだ。
石の炉があった。ここでパンを焼いたりするんだそうだ
それにしてもこのパティオ・・・
昔は、ここにたくさんの家畜が飼われていた。広大な土地があって、一時は50人も人を使っていた大農園だったのだそうだ。
水のある部屋の隣は、真っ暗だった。怖かった。
目が慣れると、そこはかなり広い部屋。かつては貴族の館だったというこの家、ここはずいぶん立派だったのではないだろうか。アーチを見ると、バルセロナ市庁舎の部屋とか、州立図書館を思い出す、15,6世紀の様式。
そこには大きな機械が置いてあるが、収穫したオリーブのオイル抽出作業をしたのだろう。
それにしても、もう何十年と使われていない様子。
その部屋の真ん中に、炉があった。炉の前の部分は地面を掘り下げてある。
部屋の隅には階段があり、上の階に通じていたが、扉は閉め切ってあり、もう長い間使われた様子はない。
階段は、とてつもなく古そうだった。
今この部屋は、鶏を夜ここに追い込んでおくらしく、鳥小屋のような匂いが強く鼻をついた。
そのほか、ハトが巣くっていた。
パティオから見ると、塔の先端がよく見える。
これも一体どのくらい昔のものか
私だったら、怖くてこの家には住めそうもない。
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そこには水がいっぱいに溜まった石造りの小さなプールがあった。わき水があるのだろうか。
この水が飲み水なんだ。
石の炉があった。ここでパンを焼いたりするんだそうだ
それにしてもこのパティオ・・・
昔は、ここにたくさんの家畜が飼われていた。広大な土地があって、一時は50人も人を使っていた大農園だったのだそうだ。
水のある部屋の隣は、真っ暗だった。怖かった。
目が慣れると、そこはかなり広い部屋。かつては貴族の館だったというこの家、ここはずいぶん立派だったのではないだろうか。アーチを見ると、バルセロナ市庁舎の部屋とか、州立図書館を思い出す、15,6世紀の様式。
そこには大きな機械が置いてあるが、収穫したオリーブのオイル抽出作業をしたのだろう。
それにしても、もう何十年と使われていない様子。
その部屋の真ん中に、炉があった。炉の前の部分は地面を掘り下げてある。
部屋の隅には階段があり、上の階に通じていたが、扉は閉め切ってあり、もう長い間使われた様子はない。
階段は、とてつもなく古そうだった。
今この部屋は、鶏を夜ここに追い込んでおくらしく、鳥小屋のような匂いが強く鼻をついた。
そのほか、ハトが巣くっていた。
パティオから見ると、塔の先端がよく見える。
これも一体どのくらい昔のものか
私だったら、怖くてこの家には住めそうもない。
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by gyuopera
| 2009-08-10 06:30
| 旅行 viaje
|
Comments(2)
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by
YuccaR at 2009-08-14 16:42
いやー、面白いです。スペイン語もできず、知り合いのない私がこのような、特別な場所に出入りしてくまなく見せていただけるなんて、なんて素晴らしい経験でしょう。お味見ができず、石の壁にもさわれないくらいガマンせねば。続きを楽しみにしています。
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gyuopera at 2009-08-15 03:27
♪ yuccaさん、こんばんは。 いま小旅行から戻ったところです。
こういうところに行けたということを、友達に感謝しています。こういう人たちがまだスペインにいるなんて、信じられないくらいです。50年くらい前だったら、まだ沢山いたかもしれませんが・・・。
こういうところに行けたということを、友達に感謝しています。こういう人たちがまだスペインにいるなんて、信じられないくらいです。50年くらい前だったら、まだ沢山いたかもしれませんが・・・。