2009年 06月 28日
バルビドレラの家たち 1 |
バルセロナの北、コルセローラ山脈のふもとにある小さな町、バルビドレラのことは、何度もご紹介していますが、今日は主に建物を見てみましょう。
サリアのほうからバルビドレラに行くくねくねの道を上がっていきますと、町に入る手前に見える細い家。
手前のドアを入ったら、そのまま外に出てしまうでしょうね。中はどうなっているんでしょう。
ここの先に、バルビドレラ広場があり、道が何本も集まっています。
角にある家はVilla Consol, 1911年、設計 Josep Masdeu i Puigdemasa
すぐ左に上がる道の初めにあるこの家は、Can Vilardaga, 1929年、設計Isidre Puig Boada
カルチャーセンターのほうに曲がる道の途中にあるのが、Casa unifamiliarで1905年、設計Bonaventura Conill。残念ながら、今は無人で、どんどん荒れているようです。
その先はさらに二股に分かれ、右はSant Cugat や Valldreixなどに行く道、左がカルチャーセンターに行く道。この角は、「魔の分かれ道」。だって、右から来る車はこちらが左に曲がろうとしてもなかなか通してくれないし、曲がっても向こうから車が来たら、2台すれ違えない細い道!曲がり角でごたごたすることになります。ホント、ここ、キライ。
角にあるのはバルビドレラのメルカード(市場)
カルチャーセンターを過ぎてから目につくこの家はVilla Molitor, 1905年、設計Bonaventura Conill、先ほどのcasa unifamiliarと同じ設計者ですね。
先ほどの三つ辻から右に行きますと、また楽しい家が
もう少し行くとこんなお家も
バルビドレラは楽しい家がいっぱい。あまりにも長くなるので、続きはこの次に。
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
サリアのほうからバルビドレラに行くくねくねの道を上がっていきますと、町に入る手前に見える細い家。
手前のドアを入ったら、そのまま外に出てしまうでしょうね。中はどうなっているんでしょう。
ここの先に、バルビドレラ広場があり、道が何本も集まっています。
角にある家はVilla Consol, 1911年、設計 Josep Masdeu i Puigdemasa
すぐ左に上がる道の初めにあるこの家は、Can Vilardaga, 1929年、設計Isidre Puig Boada
カルチャーセンターのほうに曲がる道の途中にあるのが、Casa unifamiliarで1905年、設計Bonaventura Conill。残念ながら、今は無人で、どんどん荒れているようです。
その先はさらに二股に分かれ、右はSant Cugat や Valldreixなどに行く道、左がカルチャーセンターに行く道。この角は、「魔の分かれ道」。だって、右から来る車はこちらが左に曲がろうとしてもなかなか通してくれないし、曲がっても向こうから車が来たら、2台すれ違えない細い道!曲がり角でごたごたすることになります。ホント、ここ、キライ。
角にあるのはバルビドレラのメルカード(市場)
カルチャーセンターを過ぎてから目につくこの家はVilla Molitor, 1905年、設計Bonaventura Conill、先ほどのcasa unifamiliarと同じ設計者ですね。
先ほどの三つ辻から右に行きますと、また楽しい家が
もう少し行くとこんなお家も
バルビドレラは楽しい家がいっぱい。あまりにも長くなるので、続きはこの次に。
↓クリックしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
by gyuopera
| 2009-06-28 23:26
| バルセロナ案内 Barcelona
|
Comments(10)
Commented
by
jacaranda
at 2009-06-29 00:23
x
gyuさん こんにちは
Casa unifamiliar素敵ですねぇ。こんな建物に住みたい☆
Casa unifamiliar素敵ですねぇ。こんな建物に住みたい☆
0
Commented
by
gyuopera at 2009-06-29 01:04
♪ jacarandaまきおさん、こんにちは。
このCasa unifamiliar, 誰も住んでいなくてもったいないですね。
ここはとても交通量の激しいところなので、かなりうるさいし排気ガスもかなりかもしれません。100年前はそんなことなかったのでしょうね。
ユニークな家ですから、中も見てみたいです。
このCasa unifamiliar, 誰も住んでいなくてもったいないですね。
ここはとても交通量の激しいところなので、かなりうるさいし排気ガスもかなりかもしれません。100年前はそんなことなかったのでしょうね。
ユニークな家ですから、中も見てみたいです。
Commented
by
mobiliantichi at 2009-06-29 07:22
次から次に面白い個性的な家が出てくるので、とても楽しませていただきました。最後の小さな家は日本の長屋のような、絵本の小さなお家のような、、、、。空き家がどうか壊されずに、また人が住むようになるといいですね。
Commented
by
tripper_01 at 2009-06-29 08:18
Commented
by
september30 at 2009-06-29 10:38
私は建築家でも何でもありませんが、Gyu さんのブログをいつも楽しみにしているひとつの理由はバルセロナの新旧の建築をたっぷりと見せて下さるからです。私はもし来世に生まれ変わってくるとしたら、テニスのプロか建築家になりたいと思っているくらいです。
Commented
by
gyu
at 2009-06-29 13:44
x
♪ mobiliさん、おはようございます。いくつもコメントありがとうございます。
バルビドレラの町は、軒並み楽しい建物が並んでいます。最近建てられたものはいずれもあまり面白くはないのですが、80年~100年前の建物はユニークなものが多いですね。山の斜面なので、必然的に階段状の家になり、周りからもよく見えます。
長屋のような同じ家が並んでいる背の低い建物は、当時の労働者のために建てられたものでしょう。今見ると、かわいらしくて、住んでみたい、と思いますね。
角の無人の家は、住むにはうるさいかもしれないので、お店にでもなったらいいのにな、と思いますが、修復するのにずいぶんお金がかかることでしょうね。
バルビドレラの町は、軒並み楽しい建物が並んでいます。最近建てられたものはいずれもあまり面白くはないのですが、80年~100年前の建物はユニークなものが多いですね。山の斜面なので、必然的に階段状の家になり、周りからもよく見えます。
長屋のような同じ家が並んでいる背の低い建物は、当時の労働者のために建てられたものでしょう。今見ると、かわいらしくて、住んでみたい、と思いますね。
角の無人の家は、住むにはうるさいかもしれないので、お店にでもなったらいいのにな、と思いますが、修復するのにずいぶんお金がかかることでしょうね。
Commented
by
gyu
at 2009-06-29 13:52
x
♪ tripperさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
狭小壁に扉のある家、はじめて気づいたときは笑ってしまいました。
壱番は二男か、30センチくらいですものね。手前の門の扉は、扉だけで、あとは崖になっているのかもしれません。3つある扉は50センチくらいの中庭に入って、それから玄関があるのかな?初めにある部屋だって、幅1.5mくらいでしょうにね。ホント、中を見てみたいです!
狭小壁に扉のある家、はじめて気づいたときは笑ってしまいました。
壱番は二男か、30センチくらいですものね。手前の門の扉は、扉だけで、あとは崖になっているのかもしれません。3つある扉は50センチくらいの中庭に入って、それから玄関があるのかな?初めにある部屋だって、幅1.5mくらいでしょうにね。ホント、中を見てみたいです!
Commented
by
gyu
at 2009-06-29 13:59
x
♪ september30さん、おはようございます。コメントをありがとうございます。
写真家のseptember30さんにそう言われるととてもうれしく思います。私も建築家じゃないですし、昔は建物に興味もなかったのに、ここに長く住んでいたら、ユニークな建物がいっぱいあって、ここの人の住居に対する情熱のようなものさえ感じ、写真に残しておきたいと思うようになりました。この25年間で、私の知っている限りでもずいぶん沢山の古い建物が壊され、写真を取っておくべきだった、と思いました。
建物に興味を持ちだすと、街を歩いていても興味いっぱいできょろきょろしてしまいます。おかげで何度犬のフンを踏んだことか・・・・。でも、犬のフンを踏むと、幸運がやってくる、ともいいますから、ま、いいか・・・。
テニスもお好きなのですね。私は数学も運動もからきしだめなのです・・・。
写真家のseptember30さんにそう言われるととてもうれしく思います。私も建築家じゃないですし、昔は建物に興味もなかったのに、ここに長く住んでいたら、ユニークな建物がいっぱいあって、ここの人の住居に対する情熱のようなものさえ感じ、写真に残しておきたいと思うようになりました。この25年間で、私の知っている限りでもずいぶん沢山の古い建物が壊され、写真を取っておくべきだった、と思いました。
建物に興味を持ちだすと、街を歩いていても興味いっぱいできょろきょろしてしまいます。おかげで何度犬のフンを踏んだことか・・・・。でも、犬のフンを踏むと、幸運がやってくる、ともいいますから、ま、いいか・・・。
テニスもお好きなのですね。私は数学も運動もからきしだめなのです・・・。
Commented
by
YuccaR at 2009-06-29 22:12
Villa Molitor は小さいのに装飾的な要素がたくさんあり、でもクドクなく、素敵ですね。さすがです。この町の建物は市内の瀟洒なものに比べ、遊び心のある楽しいものが多いですね。
Commented
by
gyuopera at 2009-06-29 22:29
♪ Yuccaさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。
バルセロナ市内の建物は、装飾過多のものもかなり多く、これでもか!って言う感じで、時にはやりすぎ、と思うこともあります。
バルビドレラは別荘地だったので、遊びのある建物が多いのでしょうか。
少し高い所にあるので、市内より涼しく、夏を過ごすための家も多いので、装飾も比較的あっさりしているのかもしれませんね。
それにしても最近はどんどん家が増え、景観が崩れ出したのはちょっと残念です。
バルセロナ市内の建物は、装飾過多のものもかなり多く、これでもか!って言う感じで、時にはやりすぎ、と思うこともあります。
バルビドレラは別荘地だったので、遊びのある建物が多いのでしょうか。
少し高い所にあるので、市内より涼しく、夏を過ごすための家も多いので、装飾も比較的あっさりしているのかもしれませんね。
それにしても最近はどんどん家が増え、景観が崩れ出したのはちょっと残念です。