第46回フランシスコ・ビーニャス国際歌唱コンクール

今年もフランシスコ・ビーニャス国際歌唱コンクールが催されました。

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このコンクールはかなり大きなコンクールで、賞の豪華さもあるので、毎年世界50数カ国からの参加者があります。
審査員も世界中から来ていて、中に有名なレナータ・スコット、ジョーン・サザーランドがいたのにはびっくり。
ここ何年も毎年見ていると、とにかく韓国勢の進出が目覚ましいこと。

最終審査に残った20人のうち、韓国からはなんと6人。次に多かったのがロシアからで4人、それからスペインから2人。そのほかは一人ずつで、アメリカ・イタリア・スリランカ・オーストリア・ブルガリア・スロバキア・ブラジルから一人ずつ。日本人は今年も一人もいません。

この傾向は、ヨーロッパの他の国の歌唱コンクールでもそうらしく、ドイツでいつも審査員をやっている友人のアライサが、韓国人の多さとレベルにびっくりしていました。
日本人のオペラの歌唱力のレベルはまだまだ低いと言わざるを得ないでしょうね。
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20人の歌を聴き終わって、本当にそのレベルの高さに驚きました。もうプロとして活躍している人もいるのでは・・・と思うくらい。

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自分で審査員になったつもりで、採点をしたのですが、私の一番気に入ったスペインのテノールが、最終審査に通りました。
のびやかな声をしていて、叫んだりせずとてもよかったと思いました。

スリランカ出身でガーシュインを歌ったメッツォ・ソプラノは、もうすごい貫録で。彼女もたくさんの賞を受けました。韓国のテノールもバリトンも、とても上手くて、ずいぶん努力をしたのだろうなと思いました。
リートを歌ったバリトンは、「水車小屋」の中から一曲、ホロっと涙が出てしまうくらいよかったです。「魔王」はすごく感情がこもっていてよかったんですが、ちょっとやりすぎ・・・?

外はすっかり暗くなっていました。 このコンテストは聞いていると本当に面白い。
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最終コンサートは行くことができませんでした。風邪をひいて熱を出してしまったからです。
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また来年も、このコンクール、楽しみにしています。

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Commented by yurhythm at 2009-01-21 20:58 x
わーお!こんな素敵なオペラハウスで歌うことができる歌手たちは、しあわせですね・・・!そして土壌柄、聴衆のみなさんのレヴェルも高いのだろうなぁと想像します。やはりヨーロッパはいいなぁ・・・!
Commented by gyu at 2009-01-21 23:48 x
♪ yurhythmさん、こんにちは。 リセウ劇場はとても素敵な劇場だと思います。マドリッドのテアトロ・レアルもとっても素敵だけれど、私はリセウのほうが好きかな(ひいき目)。テアトロ・レアルには、太い柱が立っていて、その後ろの席はステージが半分も見えません。
毎年コンクールを見に来る人はどうも決まっているようですね。年配の方たちが多いです。自分たちで採点して、結果と比べてみる。楽しいです。
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by gyuopera | 2009-01-19 18:06 | オペラ、コンサート musica | Comments(2)

私と一緒にバルセロナを散歩しましょう Vamos a pasear conmigo en Barcelona!


by gyuopera